複雑な問題のトラブルシューティングを行う場合、サポートではスクリーンショットや問題の説明よりも多くの情報が必要になることがよくあります。さらに分析するために、問題が発生している間のネットワーク要求を記録する HAR ファイルを要求する場合があります。
HAR ファイルを生成する前にシークレット ブラウザーを開き、エラーの直前のページに移動します。
Chrome で HAR ファイルを生成する
- 次のいずれかの方法で開発者ツールを起動します。
- キーボード ショートカットを使用する (OS X の場合は ⌘⌥i、Linux の場合は Ctrl + Shift + i、Windows の場合は F12)
- ブラウザー ウィンドウの右上にある Chrome メニューから、[その他のツール] > [開発者ツール] を選択します。
- デベロッパー ツールの [ネットワーク] タブに移動します。
- [ログを保存] のボックスにチェックを入れます。
- 赤い記録ボタンの横にあるネットワーク ログのクリア オプションを選択します。
- ページ全体でエラーが記録されていることを確認します。記録中は左上の記録ボタンが赤になります。
- 問題のトリガーとなるステップ、または問題の実例となるステップを実施します。
- 赤の記録ボタンをクリックして、記録を停止します
- ネットワーク パネルから、[設定] > [初期設定] > [ネットワーク] > [極秘データを含む HAR の生成を許可する] を選択します。
- ネットワーク パネルから直接 [HAR をエクスポート] ボタンを使用してファイルをダウンロードします。ボタンを長押しして [HAR (極秘データを含む) をエクスポート] をドロップダウン メニューから選択します。
ブラウザーを最新バージョンに更新してください。更新しない場合はエクスポートされた HAR に 0KB が反映してしまいます。
Firefox で HAR ファイルを生成する
- [ツール] > [Web 開発者] > [ネットワーク] に移動します。
- [永続ログ] オプションをオンにします。
- ページを更新して、ブラウザーと Smartsheet のサーバー間のトラフィックをキャプチャします。
- サポート チームが問題発生のリクエストを確認できるようにページの読み込みをキャプチャします。
- 問題のトリガーとなるステップ、または問題の実例となるステップを実施します。
- ツールの右端にある [HAR] ドロップダウンを選択し、[HAR 形式ですべて保存] を選択してファイルを保存します。
Microsoft Edge で HAR ファイルを生成する
- キーボード ショートカット F12 を使用して開発者ツールに移動するか、右クリックして [検査] を選択します。
- [ネットワーク] タブをクリックして、トレースが実行されていることを確認します。 The top-left record button is red when recording.
- 問題のトリガーとなるステップ、または問題の実例となるステップを実施します。
- 録画を停止するには、左上の赤い録画ボタンをクリックします。
- [ダウンロード] ボタンの上にマウスを置くと、[HAR としてエクスポート] が表示されます。次に [名前を付けて保存...] で HAR ファイルを保存します。
Safari で HAR ファイルを生成する
Safari では、デフォルトでユーザーに開発者メニューが表示されないため、HAR ファイルを取得するには、[開発] メニューがメニュー バーに表示されるようにする必要があります。この操作を避けたい場合は、Chrome のツールをご使用ください。
- Safari ブラウザーで [WEB ページ/アプリ] に移動します。
- 左上の Safari を選択し、[設定] を選択します。
- [詳細] タブで、[Web デベロッパー用の機能を表示] を選択し、ウィンドウを閉じます。
- 上部のナビゲーション バーで [開発]、[Web インスペクターを表示] を選択します。
- [ネットワーク] タブに移動します。
- [ログを保存] オプションをオンにします。
- 問題のトリガーとなるステップ、または問題の実例となるステップを実施します。
- [エクスポート] を選択し、ファイルを保存します。
機密データをスクラブする
HAR ファイルには機密情報が含まれていることがあります。ファイルを送信する前に、テキスト エディタを使用して機密情報 (パスワード、シークレット、ユーザー情報、プロジェクト名など) を削除/変更します。「text」という識別子に続く引用符内の機密テキストをすべて削除します。
HAR ファイルを送信する際には、問題が発生した際のアクションの簡単な説明を添えてください。